落語家の桂歌丸さんがお亡くなりになられたという報道を見て、とても落ち込んでいます。



お会いした事もない方なのに。



何となく、すぐにはこの事に触れられませんでした。



本物のプロフェッショナルでいらしたなと思います。



腰が低く、若手からもとても慕われ、それだけではなく、当然尊敬もされていたようです。



とてもわかる気がしました。



近年、落語以外でもその人となりが注目される事が増えたように思います。



昔からいる笑点の緑の人(笑)というだけではなく、その生き様は、周囲に教えを与えてくれたとつくづく感じました。



噺家さんですから、喋りに関してはプロ中のプロなので、話の組み立てなどはもう理屈抜きで人を惹きつけるスキルが染み付いていらっしゃるとは思います。



とはいえ、柔らかく謙虚な物腰ながら、結構厳しい事もきちんと仰っていて、あんな姿を見せられたら目下の者は何を言われなくとも自然と尊敬せざるを得ないと感じました。



だってなんか素敵です。



何というか、大人らしい大人だなと感じ、深く考えさせられました。



お若い頃から、病と共存しながらもひたむきに落語に向き合ってこられました。



ここ数年は酸素マスクは手離せなかったようではありますが、何だかんだと高座に上がって下さっていたので、まだまだお元気でいて下さると思っていましたし、100歳を目指して頂きたいなと願っていました。



今って、高齢者と若者ってあまり上手く融合していない気がします。



威張り散らし、年齢ばかりにこだわり上から目線の高齢者も魅力がないし、若者も敬う気持ちを持てず可愛くない。



社会って縦割りがなければ成り立たないのではないかなー。



序列を作るということではなく、歴史って色んなものが繋がれて少しずつ作られていくものなのだと思っています。



古いものも新しいものも必要で、そのどちらが欠けても成立しないと思っています。



歌丸さんは、そういう事を本能的にご存知で、身をもって教えて下さっていたと思います。



笑点メンバーの、歌丸さんネタはとても面白いです。



話としても単に面白いですが(笑)やはりそこに信頼関係や、歌丸さんへの尊敬が感じられるからだと思います。



見ていて気分が良くなる縦割りだなーと思いました。



やっぱり年配者が練れているってとても大切なんだなとも。



そんな大人になれるか。。。
自信は皆無ですが、頑張らないと。。。



桂歌丸さん、お疲れ様でした。
素晴らしい人生だったと思います。
心よりご冥福をお祈りいたします。