お亡くなりになったようですね。
諸説ありますが、コーチ(現・タペストリー)の傘下に入った事も、命を絶った理由の1つに挙げられているようです。
巨額買収で少し話題になったかな。
本当のところはご本人のみぞ知る。
という事なのでしょうね。
1人の人間としては勿論の事、豊かな才能が消えてしまったのも残念だなと思います。
売れるものを作りたかったのか、単に可愛いデザインのバッグを作るのが好きだったのか。
ケイトスペードさんのキャリアを調べた事はありませんので、仕事への理念等は全くわかりません。
が、売れたら売れたなりのご苦労はあったんだろうなーと。
何でも維持していくのは大変ですから。
デザイナーと経営者って使う感性が違うでしょうし。
作品を生み出すって苦悩も多そうです。
コーチの傘下に入ってからはデザイナーとしてだけの活動だったようですが、経営権がないから、好きなようにデザインする訳にもいかなかったと思うし。
ブランドイメージが違う方向に行く事もままあると思います。
手放すってそういう事ですし。
仮にそうだとすれば、やむを得ないとはいえ、デザイナーとしては苦しい所だったろうなと思います。
ご冥福をお祈り致します。
しかし事業展開って大変だなと思います。
コーチも個人的にはむかーしの皮のシンプルなのが好きです。重かったけど。
ある用途に、初期のコーチのお財布を使用していますが、全くヘタれる気配がありません。
ヴィトンのお財布も長年愛用しています。
日本では超お馴染みですが、私は、その歴史からして流石に頑丈。と、気に入ったので、何代も使っています。
いかにもヴィトン、なところはちょっと気になりますが、お財布に関しては丈夫なものがいいので。
でも質は昔のものの方が良かったかもしれないと感じています。
そろそろ替え時なので、他も検討中です。
ヴィトンもイメージ変わりましたね。
時々恐ろしいほど安っぽいものがあって、何処へ向かっているんだろうと思います。
そういうものは価格も割安なので、何というか、とりあえず売れればいいというような。
とにかく、シャネル、エルメス、ディオール。
その他ハイブランドを含め、ブランドイメージを維持していくのって大変だと思います。
ケイトスペードは、歴史こそ浅いですが日本でもヒットしました。
割とわかりやすいイメージのブランドでしたから、これからという時だったのに。
確立するのって簡単じゃないなー。
そういう意味で、ファッション界に限らず、何事も老舗は凄いなと思います。
胡座をかいて失速していく例もありますが、ブランドイメージを定着させ、それを維持していけているという事の基本には、
良いものを提供している
という事が共通してあるように思います。
この姿勢は、どんな仕事でも大切だなと思います。
とはいえ、老舗の衰退著しい業界があるのも事実で、時代の風を読むという事もまた必須ではあろうなーと思います。
温故知新て、昔の人は良い事言う。