女優の鈴木砂羽さん主演の舞台がゴタゴタしているようですね。


初日の直前に女優お二方が降板されたとか。


原因含めて意見に食い違いもあり、こういうのは部外者にはよくわからないですね。


大手のホリプロも絡んでいるようですから、必ずしも全員が真実を語っているとも言い切れないだろうと、個人的には思いますし。





鈴木砂羽さんが土下座をさせた、いや強要はしていない。


人道にもとる数々の行為に耐えられず降板した、いや降板させられた。


鈴木砂羽さんが勝手に代役を立てた、いやそんな事はない。

様々な情報が飛び交っています。


個人的には、脚本家の方の個人的な判断かホリプロからの圧力で、自分が被る事で収めようとしてるのかなーと感じました。




とりあえずは、お二方が降板し代役が立てられ、舞台は予定通りある。


チケットの払い戻しに加え、交通費・贈り物代なども含め主催事務所が補償する。


という事は事実よのうです。


人気の脚本家が主宰する劇団のようですが、規模はどうなんでしょう。大丈夫かしらと心配になりました。





直前に降板した事はプロ意識に欠けるという意見も出ているようです。


他方、ホリプロみたいな大手を相手に、降板した2女優が所属する小さな事務所が覚悟で立ち向かったのだから、余程の事があったのだろう、という意見も出ているようです。


真っ向から意見が食い違うのって整合性が取れません。


事実認識のズレって、受け止め方の違いが原因の場合もあります。


が、今回のように土下座云々のようなわかりやすい動きがある事例の場合、どちらかが嘘をついている事も否定出来ないと個人的には思います。


かなりドロドロした世界だと思うので、余計にそうだと思います。





だから考えても仕方ないんですが(笑)プロ意識って何だろうって改めて考えました。


直前の降板によりお客様に迷惑がかかるのは間違いないので、降板しないで済めばそれに越した事はないでしょう。


が、いかなる状況でも必ずしもそうなのかと感じる部分もあります。


私自身、かつて2度、断るべき仕事だったと今でも感じている案件があります。


当時は当時なりの判断で最終的にはお引き受けしたので後悔はありませんが、プロとしての仕事を全うしたいのであれば、断固として断るべきだったと今では思います。


形だけでも舞台に顔が揃えばそれでプロ意識が高いという事になるのか。


どのみち足並みは揃っていなかったと思うので、テレビや映画など編集出来るものと違って、ライブって良くも悪くも臨場感がありますから、足並みの不揃いさって隠し通せたのかな。


結構ちょっとした所にほころびは見えるものだし、逆に演出ではない素の部分が見られるのもまたライブの醍醐味であり。


体裁を整えるだけではなく、あくまでも「良い舞台」を提供した上で対価を受け取る。という点にフォーカスすると、果たしてそのまま出演していて、そのままのメンバーで舞台観て貰ったとしても、観客の皆さんが居心地悪くなかったのかしら。


などなど、ふと考えてしまいました。


ただし不協和音が前からあったのなら、判断の時期としては基本的に問題だとは思いますが。





足並みが揃わなれば、それを纏めるのが仕事という人がいると思うので、最終的にはその人の力不足って事にもなるのでしょうが、1人いるだけで物凄い破壊力がある人っているものなんですよね。


これ、直前の降板じゃなければ、演出を担っている鈴木砂羽さんに原因があるって事で収まった気はしますが、直前てのも良くなかったのか、降板女優さんのストレートな怒りのブログが良くなかったのか。





諸々と知る由もありませんが、個人的には、舞台に限らずせっかく観るのなら、良いものを届けたいという1つの目的に向かって一致団結している集団の作品を観たいものだとシンプルな思いました(笑)


喧嘩は見ていても気分良くありません。
みんな仲良くね(笑)