興奮と熱狂の、全米オープンテニス決勝戦が終わって、瞬く間に時間が経ってしまいました。

来るジャパンオープンを心待ちにしているテニスファンの皆さま、錦織君の大活躍でテニスに興味を持ったにわかの皆さま(笑)も多い事でしょう。

私はスケジュールの都合がつかず、ジャパンオープンは行けそうもありません

ようやく心の整理もついたので(笑)、決勝戦への雑感を・・・。


今更ですが・・・



とにかくもったいなかったと思います。もう全然集中出来ていない感じで。

確かに元々スロースターターではありますが、何というか、どうしたどうした??という感じのまま、エンジンがかからず、結局スタートせず終わってしまった印象です

フワフワしっぱなしというか、とにかく集中出来ていないと私は感じました。

チリッチも良かった事は良かったと思います。

が、錦織くんが、自分のテニスをさせて貰えなかったほど良かったかというと、どうなんだろう、と。

かといって、錦織選手が雰囲気にのまれてしまったという程緊張していた感じもしませんでした。

となると、連戦の疲れもあったと思うし、気持ちも切れてしまったのも大きな要因の一つなのかなあ~。

やはり、後に自分でも言っていたように、相手がチリッチで今年に入ってからも勝ち越している相手だっただけに、「勝ち」を意識してしまった結果なのかもしれませんね。

改めてメンタルって大事・・・。

それでも、グランドスラムの決勝戦進出は決してたやすく手に入るものではありません。
だからこそ、自分のプレーを出し切って散って欲しかった。
ご本人や陣営が一番わかっていると思いますが・・・。
チャンコーチの厳しいというか、何とも言えない表情が色々物語っていたように思います。

まあ・・・
自分のプレーを出し切れたら勝てたかもしれないんだけど・・・。
勝負にたらればはありませんが・・・。

自分の力を全て出し切るって、究極に難しい事だと思います。
適度な緊張感と適度なリラックスを上手く共存させる必要があると思いますし、ここ一番に合わせられるような日々の訓練も必要でしょう。

でもでも、何か出せな過ぎだったような・・・
実に残念です。


とにもかくにも、テニスファンとしても日本人としても、燃えに燃えた出来事ではありました。

が、敢えて「夢をありがとう」とは言いたくありません。
今回の歴史的快挙は、決して一瞬の夢ではなく、力強い一歩だと信じる事にします。
これっきりとならないよう、安定して上位をキープ出来るよう切に願っています。

試合後のご本人談を読んだら、

「この一回限りが滅多にないチャンスだったのに!!もう駄目だ。後がない・・・」

という歯ぎしり感というか、絶望感はなかったようなので安心しました。

そりゃ、陰では悔しくて悔しくて様々な感情と闘ったのでしょうが、モチベーションは保たれていると信じます。

ひとまずはお疲れ様でした!

ランキングキープが今後の試合にも影響してくると思いますので、頑張って欲しいと思います。

応援しています!!