「ごちそうさん」ネタです。

希子ちゃんの計らいで、祝言を挙げる事が出来た悠太郎とめ以子。

二人が皆さんにお礼を述べるシーンがありました。

・・・途中割愛します・・・

最後に、二人、両手を畳につきながら、皆さまへの謝辞を述べる時、声を揃えて

「ごちそうさんでした!」















い、いらない・・・

これはいらない。

と、思ってしまいました(笑)

思わず、寒!と言いながら笑ってしまいました(笑)

それまでは大泣きだったのに。



おいおい、タイトルコールするにせよ、ちょっと無理があるのでは?

やり過ぎです。

寒過ぎです。

と(笑)

賛成派の皆さん、ごめんなさいね(笑)


め以子ちゃん(というか、杏ちゃんに見えた・笑)の花嫁姿はとても美しかったし、久しぶりの緑子さん(和枝姉さん)登場、希子ちゃんの好演で、感動的な展開だったのにな~。

最終回かとは思いましたが(笑)、良い話だ・・・と素直に感動していたのに、最後の最後で、全てが軽くなってしまった印象・・・




でもでも、今日、正蔵父さんがとうとう他界してしまいましたが、前夜、お静さんと寝床での語らいの中に、

お静さん「良い事も悪い事もお腹いっぱいの御方やなあ」

正蔵さん「ほんまやなあ。ごちそうさんの人生やな」(というような内容)

というやりとりがあったのですが、この、正蔵さんの「ごちそうさん」は、自然だったし、味があると思ったんですよね。

俳優さんの力量の差なんでしょうかねえ・・・
(東出くん、杏ちゃん、ごめんね~・笑)


まあ、どんなドラマも脇役陣なくしては成立しないと思いますし、ごちそうさんも多分にもれず、特に熟練のわき役陣の好演が光っていると感じます。


特に私が今朝、上手いな~と感じたシーンは、

正蔵さんの葬儀後なのかな・・・(ちょっと詳しいタイミングは明確にされていませんが)

柿の葉寿司となった(と思われる)、和枝さんの自宅の庭にある柿の木の、最後の一枚の葉っぱがハラリと落ちたその傍らで、自宅の縁側に一人座る、木村緑子さんズーム。

というところです。


台詞は一切無しで、泣きや笑いなど、わかりやすい表現も無し。

その表情と、最後に上でも下でもない、少し遠くを見つめる(絶妙な距離感)目の動きだけでのお芝居。

長女である和枝さんの、父親への負の思いと、やはり親子であるが故の思慕という複雑な心理を、実に見事に表現していると感じました。

さすが舞台出身の女優さんは上手ですねー。

まさかこんなにハマると思わなかったごちそうさん。

正蔵さんが登場しなくなってしまうのは寂しいけれど、今後も楽しませて頂こうと思います。

行ってきま~す



皆さま、良い週末を!