司会者のOFFマイク~日々のつぶやき~

フリーmc直井佐知江が綴る雑感

2014年03月

連休終了!

大安もありましたし、どこの会場も忙しかったのではないでしょうか

3月は、年度末という事もあり、この時期にお式をされるカップルさんは、準備時間の確保に苦労されている事が多いようです

自称心労さんを名乗るご新郎様もよくお見かけします

それでも結果オーライ!

素晴らしい笑顔でお礼を言って下さる(恐縮です!)を見ていると、本当に良かったな、と涙ぐんでしまいます。

ご両親や、ご親戚の皆様までもが、わざわざ司会台までお越し下さってお礼を言って下さる事も多いのですが(誠に恐縮です!!)、ご新郎ご新婦様の「笑顔」とはまた違った印象の「笑み」を添えて下さる方がほとんどです。

そんな時は、人は一人で生きて来た訳ではないし、これからもそうなんだな・・・と感じさせられます。

おむつをしていた頃から、ずっとずっと温かく見守ってきてくれた事を、大人になったお二人(我々、という感じですね)は、体感としては知りません。

成長に伴い、様々なエピソードを交え、伝え聞く事はあっても。

ご両親は別として、ご親戚の皆様も、それぞれに抱いていらっしゃる想いというものを見せつけられ、深いところでジーンとしてしまいます。

十人十色。

全ての皆様に同じように「良い」と感じて頂く事は、何においても難しくはありましょう。

が、披露宴で、「おいてけぼり」になってしまう事も少なくはない「ご親戚」。

広く細やかな面まで、目配りの出来るプランナーさんと、ベターなプランを企画して欲しいと思います




皆さんオメデトウ!!

夏の披露宴

プライベートもあれこれと忙しい日々でしたが、ようやく少し落ち着きそうです!

お問い合わせ頂いた皆様には既にお伝えしていた通り、夏のご依頼は、スケジュールNGにしていた日も多かったのですが、解禁出来そうです♪

既に秋のご依頼を頂いている状態ではありますますが、その前に♪、夏にお式をご予定されているカップルさん達で、まだ司会者が決まっていないという方がいらっしゃいましたら、宜しければご連絡下さい

お日にちによっては、お値引きをさせて頂こうと思っております

私の場合、通常、結構早目早目でお付き合いを始めさせて頂く事が多いのですが、もう3月下旬。桜も咲きそうです。

という事で(桜は関係ありませんが・笑)、お日にちもそれなりに迫っておりますので、そんな方向性で考えております。

あ。

と言っても、決してご準備が遅いという訳ではありませんので、焦らないで下さいね~。

実際、会場側との本格的なお打ち合わせが始まるのは(特に進行に関しては)、3か月前~という事が多いので

あくまでも、私の場合は、何故か早目に動かれる方と多くご縁があるのか(笑)、そんな流れが多いという事です。

良いご縁がありましたら嬉しいです

去年の今頃は、そういえば京都での仕事があったなあ~・・・。楽しかったなあ・・・。一年て早いなあ・・・。

何かお手伝い出来る事があれば、お声を掛けて下さい♪



今日は雨。

しかも寒い雨

この時期、服装には悩みますね~。

風邪をひかないようにして下さいね!


何気で花粉も飛んでいます・・・

そんな季節ですねえ・・・


浅田真央という人

大変遅ればせながら、ようやく書けます。

気持ちの整理がついたというか(笑)

以下、完全に私見です。

また、偏った感想も多用します(笑)

ご容赦下さい。



ソチ五輪。

大変感動を貰いました。

私は浅田真央選手のファンだと公言しています。

テニス他、様々なスポーツで、不定期ではありますが、夢中にさせてくれた選手は何人かいます。

が、その中でも彼女が最上位に近い位置である事は間違いありません。

トリノ五輪の選考試合でもあった、代々木での全日本選手権を観戦に行った事が懐かしいです。



フィギュアの試合も、今ではすっかりプラチナチケットとなってしまい、さいたまで行われたソチ五輪前の全日本と、もうすぐ開催される世界選手権のチケットを突撃しましたが、瞬殺されてしまいました(苦笑)。

非常に残念です。

何でもそうですが、ライブ観戦は全然違いますからね。空気感がひしひしと伝わってくる所が一番のご馳走だと感じています。

まあ仕方がありません。



ご本人が、一つの集大成としたいと宣言して臨んだソチ五輪。

目指したものは、当然金メダルだったでしょう。

が、メダルは獲れませんでした。



しかし、心が震える感動と、素晴らしい滑りを歴史に刻んでくれました。



今回から始まった団体戦。

正直、アメリカ・ロシア・カナダで闘って下さい・・・

というような状況だったと思っています。

日本はペアとアイスダンスが全然育っていませんから。

あ、成美ペアとリード姉弟は応援しています。

が、日本の連盟が、選手の育成に力を入れていないのですから仕方ありません。

層が厚くなりようもなく。

団体戦が今後定着するのか、どういう位置づけになってくるのでしょうね。

あくまでも勝敗にフォーカスして言うならば、団体戦は日本に勝機はなかったと思います。

それどころか、ハイレベルな男女シングルの選手たちに負担がかかるばかり。

相変わらず何だかなあ・・・なスケート連盟だと思っています。



とりあえず真央選手は団体戦のショートに出場しました。

嫌な予感的中。

メンタルだと言ってしまえばそれまでですが、バンクーバー五輪シーズンで、真央ちゃんが受けて来た数々の出来事を考えれば、ロシア選手への大声援で、バンクーバーがフラッシュバックしてしまい、恐怖を感じてしまってもおかしくはなかったと思っています。

(まあ・・・一流選手ですから、メンタルトレーナーはつけた方がいいとは確実に思っていましたが・・・)

何をやってもいっつもダメ。

何がダメなんだか観てる方にも理由がわからない。

真面目に考えるだけ馬鹿馬鹿しいような事ばかりでした。

よく心が折れず、銀メダルを獲得したと感服します。

特に「鐘」は難しいプログラムでしたからね。

採点競技の不透明さは常に言われています。

五輪など、最早政治的な力抜きにしては語れないとも思っています。

が、いくらなんでもやり過ぎだった。

勝つか負けるかがスポーツの良いところの一つです。

勝ちたいから選手は血の滲む努力をします。

勝ってほしいからファンは応援します。

しかし、段々勝ち負けを意識しなくなりました。

フィギュアなんて真っ黒な競技は観たくない。

しかし、真央の演技は観たい。

もう、自分の演技をやりきる事に集中してくれればそれでいい。

そんなスタンスにならざるを得なかったのです。

真央ちゃんは、そんな状況にも泣きごと一つ言わず、黙々と練習を続けていました。

本当に頭が下がります。

とにかく、彼女が過去の嫌な出来事を思い出してしまい、萎縮してしまったとしても、全くおかしくもなく、責める事も出来ないと、団体戦の結果を見て感じました。



全日本の、鈴木選手の???な爆上げ点数も影響がなかったとはいえないんじゃないかなあ・・・

鈴木選手のやっている事(難易度)を鑑みると、いくらなんでも、あの点数は高すぎます・・・

連盟は、一体誰をエースとして世界に送りたかったのか・・・

是非は別として、そういう事も十分に関係ある競技なのに。

困った時だけ、天才呼ばわりして、真央頼みというか・・・



まあ、とにかく団体戦のショートはダメダメで、更に嫌な予感は、本番、シングルショートで見事なまでに当たってしまいました。

自己ワーストを、何も五輪でやらなくても・・・

団体戦の後、ピーキングはどうか、上手く合わせてこられるかなあ・・・と心配はしていたのですが、それよりも正直不安の方が勝っていました。

ショート終了後の、「自分でもまだ何もわかりません」というコメントは、とても正直なものだったと思います。

ファンの一人としても、もう茫然自失。

ショックで寝込みそうになりました(笑)



そして迎えたフリー。

もう、棄権した方がいいのでは・・・

怪我でもしたらそれこそ大変だし・・・

いや、でも、ここで逃げたらダメだ。しっかり応援しなくては!

とか、グルグルグルグル(笑)

結局、願かけで、ライブ観戦はしない事にしました(笑)←逃げた(笑)

でも眠れない眠れない(笑)



そんな状況で知った、パーソナルベスト。

全ての3回転を跳ぶ。

3アクセルが跳べる彼女にしか出来ない挑戦でした。

彼女は逃げなかった。

認定されていないものもありますが、多分、5年後とか、選手が入れ替わって、次世代の選手じゃないと、多分絶対に認定されないであろうと思われるジャンプもあるし、

相変わらず、これ、認定されないの??というものもあるし、何故か真央にだけは、見た目ノーミスルールは適用されないとずっと思っているので(怒)、個人的には、やり遂げたと思っています。

よく高難度な事を、あの状況下でやりきったと思います。

感動しました。

感動しました。

うーん・・・

何か表現が薄いですね、これでは。

とにかく感動以外の何物でもありませんでした。

彼女の流した涙と、涙交じりの笑顔は、本当に美しかった。

ファンとしても、泣きに泣きました。

嬉し泣きです。

世界の名だたる選手たちから(これが大事)、称賛の声が届きました。

(大体、審判で、同じ事が出来る人っているんでしょうかね??現役時代、大した事がなかった人ばかりが審判で、正しいジャッジが出来るのか??今後の課題だと思っています)



真央はメダルは獲れなかった。

でも、メダル以上のものをくれた事は、間違いありません。

選手皆が、メダル獲得を目指して闘う場という意味では、メダル以上という言葉は正しくないのかもしれません。

しかし、正直な気持ちです。

仕方がない。



こんなドラマを一体誰が予想したでしょう。

彼女はスターの星の下なんだなと思いました。

やろうとして出来る事ではないんだから。



我々の仕事も、少なからず演出が取り入れられます。

そういうものを決して否定はしません。

が、演出では絶対に掴みきる事が出来ない、人の心というものというのがあるのです。

これは、日々の現場で強く感じています。

それが何であるかは、人によって形は違います。

が、その人の歩んできた歴史や人となりが関わっている事は確かだろうとも感じています。


真央には、まだ引退はしないで欲しい。

しかし、何の役にも立たない連盟のおじさんやおばさんの食いぶちの為に、体を酷使する事もまた望みません。

腰痛持ちだし。

結婚もしたいようだし、子供も欲しいようなので、そういう幸せを掴むのもいいと思っています。

スケートは大好きだと思うので、ゆっくり休んだ後でもいい、プロという形でもいいから、まだもう少し彼女の演技を魅ていたいというのが、勝手だけれどファンの一人としての気持ちではあります。

こういう素晴らしい逸材と、時代を共に出来た事に心から感謝したいと思います。


まだまだ書き足りませんが、この辺で。



しっかし、リプニツカヤちゃん漢ですねえ(笑)

いちいちスカッとします(笑)

あの柔らか~いスピンやスパイラルは、彼女の代名詞ですね。

コーエンより柔らかいでしょう。

ロシアっ娘も、高難度な技をガンガン決めてきますから、盛り上げてほしいですね。

無難にまとめるスケートは、もうお腹いっぱいです。

ソトニコワちゃんは、ワールド来ないのね。残念だけど、これからの選手だし、観る機会はまだまだあるでしょう。

ラジオノワちゃんは、体形変化がどうやってくるのかな?

可愛らしいから観ていて楽しいです。

日本の宮原ちゃんは、どうなっていくのかな。



おしまい。









震災から3年

東日本大震災から今日、3月11日で3年が経過します。

本当に恐ろしい日でした。

まだ行方不明になっていらっしゃる方も大勢いらっしゃいます。

ご家族のお気持ちを思うといたたまれなくなります。

避難所生活を余儀なくされている方も大勢いらっしゃいます。

ストレスが要因となり、命を落とす事を含め、心身に悪影響が及んでいる方も増えているそうです。

とにもかくにも、亡くなった方々のご冥福を心からの祈りを捧げます。

また、被災地の皆様に心からお見舞い申し上げます。


そして、進まぬ除染。

開示されない情報。

この問題については、政府がもっときちんと対応して欲しいです。

放射性物質の恐怖は、何年という単位で語れるものではありません。

それは認めたくなくても、受け入れざるを得ない事実だと思います。

我々は勿論の事、その下、更にその下の下の・・・世代までも影響はあるでしょう。

子供の発育にも重大な悪影響が及ぶ事からも、目を背ける訳にはいきません。

今を生きている世代が出来る事、しなければならない事を見失ってはならないと思っています。



安部首相が、2020年東京オリンピックの聖火ランナーが走るルートに、東北三県を組み込み、その最後を福島浜通りとし、復興した姿を世界に発信するとか何とか言っていましたが、たった3年で復興など出来る訳がありません。

原発の問題は、そんなに甘くないと思っています。

勿論、住宅など、建物、都市整備という点では、迅速に対応すべきだと思っていますが、目に見える部分が綺麗になったからと言って、それが真の復興になるのでしょうか。

国際社会に生きている以上、世界への発信は大切な事です。

特に原発事故に関しては、日本は世界から非難されても仕方がない立場におかれています。

が、復興は世界へのアピールの為に行われるべきものではなく、まずは地元、自国民の為に正しく行われるべきと思います。


脱原発
震災復興

最近、この言葉が、選挙に勝つ為だけの道具や、イベント、個人が好印象を持たれる為の手段に使われている事も少なくないと感じています。


真の復興に向けて、ダダ漏れになっている汚染水の問題に、適切な情報開示と共に取り組んで欲しいと願っています。



黙祷




好きなホテル

今日は久しぶりに、お気に入りのホテルが現場です。

何故好きかというと、スタッフの皆さんのスキルが高いからという事に尽きます。

良い意味でのプライドと、プロならではの責任感をお持ちになり、お仕事にあたっておられます。

組織としての教育も良いでしょうし、それ以前にお一人お一人の人間性もあるのでしょう。

そういう人材を雇用しているのでしょうが、つくづく、企業は人なりだなと思います。


披露宴に限らないと思いますが(一発勝負という意味ではやや特殊なのかな?)、様々なジャンルの人間が一つのプロジェクトを成功させようとする時、相互に信頼し合うという事が非常に重要だと感じます。

何といっても自分の仕事に集中出来ます。

これは本当に大切な事だと思います。

各々がきちんと集中すれば、結果は自然とついてきます。

単に心情的に良い人だからという事ではなく(勿論、良い方に越したことはありませんが・・・)、やはり「この人なら間違いない」と思わせるスキルの有無で、信頼出来るかどうかが決まります。

当日の打ち合わせで大抵わかります。

当然、私も値踏みされているでしょう(笑)


スキルがあっても、偏屈だとか、そういうのはどうなんでしょうねえ(笑)

私はそういう方ってお会いした事がないかなあ・・・

安心出来る方は、大抵お人柄も良いし(やっぱり余裕なのかな?)、正直できない方は(汗)、よく無駄にいばっています(笑)。わはは。あくまでも私見です。

お人柄の良さがスキルアップに役立ち、更に余裕が生まれ、仕事にも幅が出てくる相乗効果。

いばってばかりいるから、人からも支持されないし、情報が入って来ないとか助け合いの精神もないから、肝心なスキルは身に付かない。自然、スキルアップも望めない。

正と負ではありますが、方向性は一緒という事なのでしょうかね。

卵が先か、鶏が先か。

一事が万事。

うーむ・・・


フリーである私が言うと語弊があるかもしれませんが、お客様からよく聞くのが、会場司会者の方が慣れているのではないか、というお話です。

至極ご尤もな感覚だと思います。

が、私もかつては会場の専属司会者でした。

その立場から言うと、専属司会だからといって、会場担当者と相互に信頼し合っているかというと、必ずしもそうではありません・・・。

そりゃ、ちょこちょこ会えばコミュニケーションはとれてくるので、仲は良くなる事も多いです。

が、それと認め合うという事は別物だと思っています。

逆に言いづらい部分もあります。

ああ・・・今日はあの担当さんか・・・やりにくいなあ・・・。

と思う事も正直ありました。

勿論、同様の事が会場側にも言えるでしょう。

ただ会場側は、指名も出来ますが、この司会者はダメと、ダメ出しが出来ますから、多少はリスクは避けられるのかなあ。

変に見知っているからこそ、ダメ出しがし辛いというデメリットはあります。

仕事ですから、そういう事は関係ないと思いますが、人と人です。そうバッサバッサ割り切れるものではありません。是非は別として、それはどの業界でもある事だと思います。

慣れと慣れ合いは違うという事なのでしょうね。



物事は色々と突き詰めていくと難しいものですね。

世の中、完全に答えが出るものの方が少ないなーと、じんわり感じるお年頃です(笑)

日々思う事はあるけれど、とにもかくにも、まずは目の前のお客様の大切な一日に集中する。

この積み重ねなのかな、と思います。


本番前、私はお客様とやりとりしてきたメールを全て読み返します。

どんな心の遷移があったか。どんな出来事があったか。

披露宴は2時間半。

極めてピンポイント的な宴だなあ・・・と。

だからこそ、その中でも、出来るだけ、目に見えない部分に意識を向かわせるという事も大切だと、あくまでも私自身は思っています。

メールを読んでいるだけで、「ああ、ようやくこの日がきたねえ・・・」と、涙腺が崩壊する事もあります(笑)

元々涙もろいのですが、年をとると涙もろくなる、は本当だと思います(笑)


さてと!

頑張るか!!


皆様もどうぞ良い週末をお過ごし下さい。

昨日、雪が降った時には、「おいおい・・・また週末に雪・・・?」と、泣きそうになりました。

晴天に感謝!







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