司会者のOFFマイク~日々のつぶやき~

フリーmc直井佐知江が綴る雑感

2011年12月

フィギュア全日本

ちょっと遅いですが(笑)、男子のショート、高橋選手の4-3は圧巻でしたね!

フリーはちょっとミスが多く残念でしたが。

小塚くんは良くまとめたと思います。
もう少し点が出てもよかったように感じます。

フィギュアの採点は相変わらずよくわかりません(笑)

羽生くんは、ちょっと力みすぎちゃったかな?という印象ですが、気も強そうだし、これからの男子フィギュア界を担っていってくれるだろうと、期待しています。

ガンガン世界と戦って欲しいです。

高橋、小塚、羽生選手、皆好きなので、引き続き、それぞれの個性を生かした演技を魅せて欲しいものです。お疲れ様でした。



女子は村上かなこちゃんがノーミスでトップでした。
ようやく靴が合ってきたとかで、調子が出てきたのかな?
少しずつ大人になってきましたが、個人的には猫背が少々気になるかな・・・
出来るものなら直して頂きたいと思います。



真央ちゃんは、本当に辛そうでした・・・
演技にも覇気がなかったように、私には見えました。
懸命に、「いつも通り」を心掛けている姿に、涙が出ました。

やっぱり少し痩せたように思うし、顔色があまり・・・
顔つきも、しっかり立つ事を懸命に自分に言い聞かせている、という風に見えました。

演技後、多分少し泣きそうになったんじゃない・・・かな・・・
お母様を思ってか。
会場の応援に感謝してか。
その両方か、どちらでもないか。

元々泣き虫ちゃんでしたから、あ、泣いちゃうかな・・・と思いましたが、自分の今置かれている立場はよく理解していると思うので、こらえていましたね。

もう飛んで行って抱きしめたくなりました(泣)

しかし強い精神力・・・
自分の21歳となど比較しては、トップアスリートに失礼極まりないですが、天と地ほどの差。
正直なところ、私はもっと崩れるかなと思っていたのですが、あそこまでまとめ上げたのはさすがです。

一般的にも親との別れは辛いものなのに、小さいころからずっと二人三脚。

スケートで強く強く繋がっていた母子でしたから、スケートすれば、嫌でも母を思うだろうし、スケートしなければ母との約束が守れないと、追い込まれるだろうし・・・

本当にもう・・・

フリーでは、引き続き、怪我だけはしないように、集中して欲しいです。

「悲しみを乗り越え、母に捧げるV」としたい、マスコミは無視して欲しいです。



解説の荒川さんが、

「しっかり練習をしてきたので、身体が覚えている」

「普段通りを心がける、それこそが現状では難しい事」

と言っていたのが印象的でした。

良いお姉さんという感じでした。

ノーミスでまとめたので、もう少し出ても良かったと思いますけどね・・・点数。
佐藤コーチも、キスクラで固まって、しばらく動かなかったのが印象的。

真央ちゃんに関しては、まあ、上げられたり下げられたり、色んな思惑が常について回っている感じなので、もう点数に関してはよくわかりません。

同情点と思われないよう、抑えた、という印象が残ってしまいましたけど・・・ね・・・。

まあ、ファンのたわごとかもしれませんが。




鈴木選手は、コンビネーションが失敗でしたね(泣)
このところ、3-3を決めたり、物凄く調子が良かっただけに残念です。

が、元々3-3を普通に入れられるような選手ではありませんでしたから、まさに努力に勝るものはないと、彼女を見ていると感心してしまいます。



若手では、庄司りさちゃん(この字だったかな??)が好きなのですが、何だかぽっちゃりしちゃったというか、お上品度が増して、少々お上品過ぎるというか(笑)

演技に何となく個性や空気感が感じられないように見えてしまいました。

応援したい選手の一人なのですが、どうだろう。意外と伸びないかもなあ~・・・と、勝手に少しがっかりしたり。



お上品といえば、今井遥ちゃんも実にお上品ですね♪


しっかし・・・

私はAKBも嫌いなんですが、スポーツ選手の戦いを、がっつりお金の絡んだ、

「センター争奪総選挙」

仕立てにするとは・・・

なんちゅーセンス・・・

と、ドン引きでした・・・

普通に放送出来ませんかね。



さて、フリーはどうなるか。

楽しみです。

吹っ切れたという言葉

ちょっとフィギュアスケートの事を・・・


この時期、全日本が開催されます。

先日、お母様を亡くされたばかりの真央ちゃん。

先日、出場を表明され、予定通り出るようです。

全日本は、世選の選考大会でもあるし、来季の枠取りという意味でも、安藤さんが休養の今季は、調子が良いとはいえ、鈴木さんだけでは連盟も心もとないというのが正直なところでしょう。

村上かなこちゃんも、今季はまだ目立った成績は残していないし。
(まあ、まだGPシリーズ位しかないので、全日本に照準を合わせてはきているでしょうが)



なので、コメントにあった通り、

「生前家族で話し合った通り、夢に向かって・・・」

という心境のみで出場を決めたのではなく、自分の置かれている立場を考えた上での責任感もあったのではないかと思っています。



スケートは彼女にとって大きな支えでしょうから、悲しみに打ちひしがれている時に、

「しなければいけない何か」

があるのは、気も紛れるだろうし、そういう状況から、本当の意味で少しずつ少しずつ元気になっていって欲しいなとは思います。




いずれにせよ、どういう経緯であっても、彼女が出場を決めたのならば全力で応援はします。




気になるのは報道・・・

今に始まった事ではありませんが。

彼女に限った事でもありませんが。




それでも、

「悲しみを乗り越えて」

の連発にはいささかうんざりします。

まだ乗り越えてなんかいないでしょう。渦中じゃないかと・・・




格好のシチュエーション、と言わんばかりなのでしょうが、なんとも・・・

まあ予測は出来ていましたが。




(個人的には)残念ながら、全日本の放送はフジテレビ。

日テレの「家政婦のミタ」の高視聴率には、真央で対抗、とか出る始末・・・

人の悲しみもやはり、数字の材料か。

商売ですから、そうであったとしても、それを堂々とまあ・・・




ここに何を期待しても無駄ですが、とにかく私が聞いて違和感があるのは、

「吹っ切れた表情」

という表現の連発です。




お母様と死に別れてまだ2週間。

人ってそんなに早く吹っ切れる訳がないと思っています。

注目度は高いと本人も理解しているでしょうし、泣きながら滑る訳にはいかない。

それこそ格好の餌食です。



出ると決めた以上は、暫定的に、無理やりにでも気持ちを切り替えるよう心掛けているだろうし、集中力を高めているでしょう。

それが、短絡的に

「吹っ切れた表情」

と表現される事には、違和感を覚えます。




話がそれますが、何かの番組で、震災被災者への密着ドキュメンタリーのようなものがありました。

被災され、ご家族や親類を大勢亡くし、仮設住宅で暮らしながら、美容院か何かを再び開業しようとされている方のところへ、数ヶ月ぶりに再訪する、という状況で始まったと思います。

その時にリポートした人が(多分そこそこ名のあるタレントか女優か何かだったかと)、開口一番、

「お元気そうですね!」

と。




取材された方は、咄嗟に

「いえいえ。もう必死です」

と仰っていました。




そのレポーター曰く、

「思ったより」元気そう。

というニュアンスで使ったそうですが、どのみち違うだろ・・・と思いました。

もう少しデリケートに言葉を選べないものでしょうか。




思ったより元気そうに見えても、お元気な訳がないし、その心中にちょっと配慮すれば、そんな言葉出てこないだろう、と思ってしまうんですけどね。



物事、軽口が赦される時と、そうでない時があると思っています。



とりあえず、マスコミとしては、

悲しみを乗り越え、吹っ切れ、全日本で驚異の成績。

とかいう展開を期待しているのかもしれませんが、個人的にはそんなに甘くないと思っています。

勿論、好成績を残してくれるのは、ファンとしてはこの上ない喜びですが。




映像で見た感じ、少し痩せたかな?と思いましたし、やはり練習にきっちり身が入っていない状況であっても全くおかしくありません。

他の選手も、全日本に向けて必死に練習をしてきています。




舞の海さんだったかなあ・・・

スケートの清水さんだったかなあ・・・

「アスリートは、大きな悲しみに直面すると、時としてとてつもない結果を出す事がある」

というような事を言っていました。



その言葉が、今回の彼女にあてはまる事になるのかはわかりません。



とにかく、怪我だけはしないようにして欲しいなと思います。








年末年始のご案内です

HPにもUPさせて頂きましたが、ブログでもお知らせさせて頂きます。

誠に勝手ながら、2011年12月26日~2012年1月6日まで、お休みをさせて頂きます。

その期間内に頂いたお問い合わせにつきましては、1月7日以降にご連絡をさせて頂きますので、ご了承下さいませ。

既存のお客様におかれましては、お急ぎの際には、お伝えしてある携帯の方に、メール・お電話を頂ければ、出来る限り対応させて頂きます。



2011年も大変お世話になりました。

例年以上に、ご紹介のお客様が多かったように感じています。大変有り難い事だと、改めて感謝の気持ちで一杯です。

また、個性溢れる出会いにも恵まれた気がします♪

ちょっと抽象的な表現で、我ながらわかりにくいと思いますが・・・(笑)

普段あまり使う事の無い分野の感覚のようなものが刺激されたと感じています。



人間、生きていれば嬉しい事、悲しい事、様々な出来事があります。

でも、どんな時も、花婿さん、花嫁さん達の幸せに溢れるご様子は、私にとっては、とても大きな影響があります。

気を引き締めなさいという忠告をしてくれたり、ささくれた心を優しく癒し、明日への元気をもたらしてくれたりします。

来年もまた、素晴らしい出会いが待っています。
今からとても楽しみです。


今年一年、本当に有難うございました☆



2011年は、日本は大震災に見舞われてしまいました。

関東圏に住む人は、かなり怖い思いをした人も多い事でしょう。

そして、東北の壊滅的な被害。

福島の原発の人災。

切なく、どうにも苦しすぎる別れが沢山あった筈です。

まだまだ、決して少なくない人々が悲しみや苦しみの渦中にある事でしょう。

笑ってくださいというような無理がどうして言えましょう。



それでも、来年は少しでも多くの人に笑顔が戻るといいなと心から願っています。




今日はクリスマスイブ。

私の周りには、職業柄、大変ロマンティックなクリスマスを過ごす方々で溢れています。

もう何年も(笑)



この連休も本番三昧ですが、この時期は披露宴会場も、ホテル全体も、素敵にデコレーションされている事が多いので、あれこれ比べてみたりして、とてもウキウキします♪



皆さまも、どうぞ思い思いのクリスマスをお過ごし下さい。



悲しみが止まらない

連日報道されているようですが、懸念していた事が現実のものとなってしまい、とても悲しく思っています。

フィギュアスケートの、浅田舞さん・真央さん姉妹のお母様がお亡くなりになりました。

つつしんでお悔やみ申し上げると共に、心よりご冥福をお祈り致します。



真央ちゃんは、お会いした事もお話した事もありませんが、数あるスポーツ等の中で、今、唯一私がファンだと言える人です。

だから彼女の演技を楽しみにしているし、癒しを貰事に感謝をしています。
応援もしています。
競技会場にも観に行きます。

そんなどこにでもいる、小さなファンの一人に過ぎませんが、この度の現実はあまりに過酷だと、涙が止まりません。

親との別れはいつかは訪れるもの。

そうはわかっていても、現実に直面すると辛いでしょう。
しかも、お嬢さんたちもお母様も、まだまだお若すぎる・・・



家族や大切な人との別れは、本当に辛く悲しいものです。足元が崩れていくような感じで。

その傷は一生癒える事はないでしょう。

それでも人はいつか、どこかで自分の気持ちに折り合いをつけ、生きていきます。
いえ、生きていかなくてはいけないと表現した方が近いのかもしれません。

間違っているかもしれないし、思い込みかもしれないけれど、亡くなった人とはもう話が出来ませんから、

「きっとこうに違いない」「これを望んでいるはずだ」と、

何かしら理由というか言い訳というか、自分を納得させる事が出来るような何かを見つけて、無理やりにでも見つけて生きていきます。

そういうものでもないと、生きていけない・・・



彼女にはスケートがある。

お母様と自分を、より一層強い絆で結んでくれたスケートが。

これは、彼女を大きく支えてくれると信じています。



本当に悲しいときは、感情って一瞬ストップしてしまうと思います。個人差はあるでしょうが。

そして人間は、悲しんで泣いてばかりいるよりも、何か他の事をしていると、不思議と気持ちが紛れ、乗り越えられてしまう事があります。

それは、根底から悲しみが癒えている事とは違いますが、少し現実に向き合える心のスペースを生み出してくれると思っています。



スケート人生=お母様との絆、という面もあると思いますので、今スケートをする事は、却って辛いかもしれません。

何をやっても辛さからは逃れられないと思いますが。

それでも、支えてくれる何かがあるのは、恵まれています。そう信じたいです。



大切な方との別れに直面した方の心情は、その方にしかわかりません。

だから、彼女達の心情をあれこれ想像したところで、それは無意味であり、無力だと思っています。



私が考える、一ファンとして出来る事。

ただただ待つ。

ひたすら待つ。

彼女がリンクに立つ時に、ひたすら応援する。演技を見届ける。

それくらいしか出来ません・・・




全日本に出ると発表があり本当に驚きました。

さすがに欠場かな、と思っていました。

強いですね。立派です。

でも、今は何かしている方が却っていいかもしれません。

母の為にもスケートを頑張ると、自分を鼓舞する事で、立っていられるのかもしれません。


全日本。

頑張れとは言いません。

もう十分に頑張っていると思うから。

出場するだけでも十分に頑張っていると思うから。



メディアは、是非過度な報道、特にお涙頂戴という方向性の報道は控えて頂きたいです。

どんな組織、仕事、民族であっても、人の死には真摯に向き合うべきだと思います。



無意味に過去の映像と照らし合わせて、実はあの時のこれはこうだったのでは?とか、

あの時にもっと違う色のメダルを・・・

とかいう、憶測を含めた、物語仕立ての報道はやめて頂きたいものです。



過去の事をどうこう言っても、もう何も変える事は出来ません。

真実もわかりません。

それを探ったところで、意味もないし、そんな事は他人には関係のない事で、当事者同士が理解しあっていればいい事です。



叶わなかった夢、とか言われても、もうどうする事も出来ません。

お母様が生きてソチオリンピックをご覧になる事はもうありません。

そんな悲しい、むごい現実を、敢えて誇張する必要はどこにも感じません。



今ある現実。

20代の若い姉妹が、40代のお若いお母様を亡くされ、ご家族やご親族は悲しみに打ちひしがれている。

という事です。

心ある対応を臨みます。



まだまだ毎日心がざわついているので、まとまらない文章でごめんなさい。



お母様が闘病の苦しみから解放された事は、ご家族にとっての救いでしょう・・・。


今年は震災もありました。

もう悲しい事はたくさんです・・・









真央ちゃんが・・・

朝のニュースを見て驚きました。

見出しは、

「真央GPファイナル欠場」

現地での練習の様子も報道されていたので、まさか怪我でもしたか!?と、焦りました。

恐る恐る読み進めると、お母様のご病状が悪化された為の緊急帰国、と書かれていました・・・


バンクーバーオリンピックシーズンの辺りから、お母様のご体調に関しては色々と言われてはいました。

真央ちゃんが一時激痩せした時、ご本人は体重管理に失敗した、絞りすぎたという事を言っていました。
信夫コーチは、震災のショックで食事が喉を通らなかったと。

が、他方では、お母様のご病状を心配するあまり・・・と言われていました。

今年の3月頃からかなりお悪かったようですね。

内臓系のようです。

舞ちゃんと真央ちゃんが子供のころから入院したりという事があったようなので、お嬢さん二人も、お母様のお身体の事は常に心配だった事でしょう。

何といってもママですから。

唯一無二の存在だし、練習の送り迎えも含め、ずっと一緒に戦ってきたし。



今回、真央ちゃんがカナダ入りしたという事は、お母様も小康状態を保てていたのか・・・。

緊急帰国という事は、相当お悪いのかな・・・(泣)

アスリート魂溢れる真央ちゃんが、試合を欠場してまで見舞うという事は、厳しい状況も予想されます。



世界から注目はされているけど、まだ21歳の若者です。ショックだろうと思います。

家族の病気は、本当に辛いものです。よくわかります。

どれだけ心を痛めているかと思うと・・・

日本に向かう飛行機の中で、どんなに不安だろうと思うと・・・

一刻も早く駆けつけたいだろうに、異国の地から移動にかかる時間は、実際のそれより何万倍も長いものに感じる事でしょう(泣)

その心中を思うだけで涙が出てきます。

どうか、お母様のご病状が一刻も早く落ち着かれ、少しでも回復されますように(泣)

本当に祈っています。



ファイナル出場の日本選手のインタビューが報道されていましたが、羽生くんは、中々心のこもった感じの発言をしていたように感じました。まあ表現の仕方は人それぞれだし、あくまでもインタビューを見る限り、という事ですが。

この子は、賢いのかな?感性が豊かなのかな?

何でしょう。

確かまだ17歳とかなので、「ショック」というストレートな言葉が出てきたんでしょうが、他人事じゃない感じの雰囲気があって、少し温かい気持ちになりました。

本質的な人間性がチラリと垣間見えたというか。





ああ・・・

とにもかくにも、真央ちゃんのお母様に良くなって頂きたい(泣)

一緒にソチを目指して欲しいです。絶対に。



今日はお天気同様、どんよりとした気持ちで過ごす事になりそうです・・・(泣)



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