人の話に聞き耳をたてるのは、決してお行儀が良い事とは言えません。
しかし・・・
某日某駅。
ガランとした地下鉄の駅のホームで、ベンチに座って電車の到着を待っていました。
一つ空けてお隣には20代前半と思しきお嬢さん2人。多分10代ではないと思います。
白い服を来た娘さまが、ロングヘアーの娘どのに話をしています。
白が話し、ロン毛が聞くという関係のようで。
人気もあまりなかったので、嫌でも聞こえてきます。
しかも、白の熱弁は時間を経る毎にヒートアップし、ますます鮮明に聞こえてきます
「他にも就活の子がいてね」
「3年間アルバイトしてたって言っても、バイトなんて学校が終わったあとの数時間じゃん?」
この問いには、ロン毛ちゃんは同意しません。
が、
「ね?」
と、白ちゃんはとりあえずスルーして強制同意の形で話を先に進める様子
「しかもカフェって言ったって、裏の汚い仕事っていうかさ、そういう事はやらないで、表に出てお客様に提供するって形でさ・・・」
「そりゃ3年間かもしれないけど、仕事ってそれだけの事じゃないじゃない?」
さすがに途中参戦(勝手に)なので、話が全く見えません。
「その事を一生懸命言ってるんだけど」
≪わかんないよね。言ってもわかんない人には≫
お。ロン毛ちゃんが答えた。
それまでは、聞いてるんだか聞いてないんだかの相槌程度だった彼女に、初めて動きがありました。
白ちゃんがその猶予を与えない迫力だったというのもありますが
「仕事っていうのはさ・・・」
「他にも3人就活って子達がいて・・・」
う~ん。よくわからない。
周囲の人も、聞こえないフリをしていましたが、間違いなく聞いているご様子
しかも何となくちょっと真面目に
下手したら頼まれてもいないアドバイスでもしてしまいそうな雰囲気さえありました。
皆、仕事帰りのようだったので、仕事の悩みは溢れるほどあるでしょうからね。
皆が固まる中、電車到着。
待っていた人は皆乗り込みます。
電車のドアが閉まり、ふとホームに目をやると、彼女達は乗らずにベンチで熱弁を続けています
乗らないんかい!
何台目かしら・・・見送ったの・・・。
いつも空いている駅なので、確信犯か!?
ま、そんな事も若いときにはありがちです
渦巻いている感情の処理には時間がかかるだろうし、途中で切り上げるって難しいだろうし
ふむ・・・。
彼女達も大学生くらいの年齢なので、バイト仲間同士の人間関係の愚痴なのか、
それとも彼女達は社員か何かで、新入社員もしくはバイトの子への指導に行き詰まったのか、
それとも、あれやこれやを上司に直訴してもわかってくれないという話なのか。
ものっすごい気になってしまいました
柳原かなこちゃんになった気分でした。
電車に乗る間際聞こえた一言。
「やっぱり仕事っていうのはさ!・・・」
っていうのは、何~~~~~~??
とりあえず、彼女が仕事について熱く語っていたという事だけは、ホームを包んでいた熱気から十分伝わってきました。
仕事っていうのは、何でしょうね。
人それぞれ、時期によっても、位置付けは違うという事かな。
今の私が感じる事は。
お行儀悪く、聞いちゃってごめんよ。女子達!
しかし・・・
某日某駅。
ガランとした地下鉄の駅のホームで、ベンチに座って電車の到着を待っていました。
一つ空けてお隣には20代前半と思しきお嬢さん2人。多分10代ではないと思います。
白い服を来た娘さまが、ロングヘアーの娘どのに話をしています。
白が話し、ロン毛が聞くという関係のようで。
人気もあまりなかったので、嫌でも聞こえてきます。
しかも、白の熱弁は時間を経る毎にヒートアップし、ますます鮮明に聞こえてきます
「他にも就活の子がいてね」
「3年間アルバイトしてたって言っても、バイトなんて学校が終わったあとの数時間じゃん?」
この問いには、ロン毛ちゃんは同意しません。
が、
「ね?」
と、白ちゃんはとりあえずスルーして強制同意の形で話を先に進める様子
「しかもカフェって言ったって、裏の汚い仕事っていうかさ、そういう事はやらないで、表に出てお客様に提供するって形でさ・・・」
「そりゃ3年間かもしれないけど、仕事ってそれだけの事じゃないじゃない?」
さすがに途中参戦(勝手に)なので、話が全く見えません。
「その事を一生懸命言ってるんだけど」
≪わかんないよね。言ってもわかんない人には≫
お。ロン毛ちゃんが答えた。
それまでは、聞いてるんだか聞いてないんだかの相槌程度だった彼女に、初めて動きがありました。
白ちゃんがその猶予を与えない迫力だったというのもありますが
「仕事っていうのはさ・・・」
「他にも3人就活って子達がいて・・・」
う~ん。よくわからない。
周囲の人も、聞こえないフリをしていましたが、間違いなく聞いているご様子
しかも何となくちょっと真面目に
下手したら頼まれてもいないアドバイスでもしてしまいそうな雰囲気さえありました。
皆、仕事帰りのようだったので、仕事の悩みは溢れるほどあるでしょうからね。
皆が固まる中、電車到着。
待っていた人は皆乗り込みます。
電車のドアが閉まり、ふとホームに目をやると、彼女達は乗らずにベンチで熱弁を続けています
乗らないんかい!
何台目かしら・・・見送ったの・・・。
いつも空いている駅なので、確信犯か!?
ま、そんな事も若いときにはありがちです
渦巻いている感情の処理には時間がかかるだろうし、途中で切り上げるって難しいだろうし
ふむ・・・。
彼女達も大学生くらいの年齢なので、バイト仲間同士の人間関係の愚痴なのか、
それとも彼女達は社員か何かで、新入社員もしくはバイトの子への指導に行き詰まったのか、
それとも、あれやこれやを上司に直訴してもわかってくれないという話なのか。
ものっすごい気になってしまいました
柳原かなこちゃんになった気分でした。
電車に乗る間際聞こえた一言。
「やっぱり仕事っていうのはさ!・・・」
っていうのは、何~~~~~~??
とりあえず、彼女が仕事について熱く語っていたという事だけは、ホームを包んでいた熱気から十分伝わってきました。
仕事っていうのは、何でしょうね。
人それぞれ、時期によっても、位置付けは違うという事かな。
今の私が感じる事は。
お行儀悪く、聞いちゃってごめんよ。女子達!